「うんじゅぬ花道」監督紹介!

「へぇ、沖縄にそんなに監督とかいるの?」と言う方々にも知ってほしい!

そんで新聞記事のコピーをどうぞ。

今回の上映作品「うんじゅぬ花道」監督:砂川敦志・山城知佳子

 -去る5月の沖縄タイムス記事ですー

「学生と共に感受性磨く/東京芸術大准教授 山城知佳子さん/沖縄戦継承 制作に意欲」

 4月1日付で東京芸術大学美術学部先端芸術表現科准教授に就任した那覇市出身の美術家・山城知佳子さんがパフォーマンス作品「あなたをくぐり抜けて」の制作を進めている。海外での評価も高まっている山城さんに、大学や作品への抱負を聞いた。先端芸術表現科には美術や音楽、写真、キュレーターなどさまざまな分野の教員がいる。山城さんは主に映像を担当する。「環境に恵まれ、知識も豊富で技術力もある学生たちと本当の意味での自分の感受性や物事を見る力を考えたい」と話している。  

 山城さんはアジアン・アート・アワード大賞、オーバーハウゼン国際短編映画祭ゾンタ賞を受賞するなど国際的な評価を受け、活動の幅を広げてきた。国内外でチャンスをつかんだが「足場がよく分からなくなったこともある」という。沖縄の人たちに向けて創ってきたはずが、作品の規模が大きくなるにつれて、資金や技術の関係で沖縄では発表できない例が出てきたからだ。一方で、アートシーンが確立している欧州などには住んだことがない。「住んでいる人のことを知らないと、だれに向かって創っていいのか分からない」と語る。 東京芸大での仕事のため、教員宿舎に入居。拠点が沖縄と東京に広がった。「東京の中にも沖縄的な問題、構造的な問題が横たわっている」と作品のアプローチの変化を示唆した。  

現在、パフォーマンス作品「あなたをくぐり抜けて」の「沖縄更新版」の制作が始動している。

「戦争体験・記憶の継承」をテーマとした同作は、2018年に京都国際舞台芸術祭で初演された。映像・身体表現・ヒューマンビートボックス・ラップなどで構成されている。山城さん自身も戦争体験者ではないが、沖縄戦への共通認識のない京都側の出演者との共同作業のなかで「過去のことだけでなく、近未来の出来事かもしれないなど全身で想像した」という。 アジアン・アート・アワード大賞を受賞した映像作品「土の人」を想起させるシーンもある「あなたをくぐり抜けて」。山城さんは、舞台体験の密度を強調し、沖縄での成果や反応に期待している。 (学芸部・真栄里泰球)

7月21日はシネマ・デイキャンプなごうららで「うんじゅぬ花道」

7月27日28日には那覇市で「あなたをくぐり抜けて」というのはいかがですか?

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